子どもの評価=母親の評価
になっていた。
昔は。
だから子育てが全然楽しくなかった。
良い母親だと周囲に認められたくて
周囲を気にしながら子育てしていた。
思いっきり他人軸の子育て。
今なら、子育てで私が何を一番大切にしたいのか、わかるんだけどな。
良い母親ってなんなのか、突っ込み入れたい。当時の自分に。
当時の私には、見当もつかなかったし、子育てのビジョンもなかった。
その発想すら思い浮かばなかった。
子どもを観察する視点を持ちながら、
興味のあることをどれだけ深めてあげられるか、その手伝いがどこまでできるか?
この子はどんな素晴らしい個性を持っている子なのか?
その素晴らしい個性を、親としてどのように育み、伸ばしてあげられるか?
なーんて、思いつきもしなかった。
後悔はしていないが、心残りではある。
全部、母親側からの視点なので、そんな子ども時代を送った息子たちが
どんなふうにとらえているのかは、聞かないとわからない。
************************************
私たちは、学校に入った時から通知表で成績や生活態度の評価をされてきた。
だから、知らず知らず、子育ても”他者から評価をされるもの”と思っていたかもしれない。
自動反応していたわけだ。
周りからどう見られているのか?
どう思われるのか?
おびえて、おそれて、本当の自分の輝きを失ってゆく・・・
そのサイクルから抜け出すには、自分軸で生きると決めることからだろう。
格好悪いところも、みっともないところも、だめなところも、できないところも、
ひとつひとつ、自分のかけらを拾い集めてゆく地味な作業から始めてゆくのだ。
周りからの、他者からの評価は、評価として受け止めるだけで、
振り回されない自分を育ててゆく。
そう思っているんだね、とか、そう感じているんだね、そう見えるんだね、って
相手を尊重しつつ、受け止めつつ、動じない自分を育ててゆくんだ。
************************************
もし、孫にお目にかかれるときが訪れたら
いいおばあちゃんになれると思うなぁ。笑