新しい年が明けました。
皆さんはどんなお正月を迎えているでしょうか？
私は年末年始を大阪で過ごして元旦に帰京してからは、ゆったりとのんびりとアマゾンプライムやネットフリックスを観たり、読書したり、初詣に行ったりと、お正月休みを満喫しています。
『宙わたる教室』というドラマを途中まで観たのですが、火星探査機の「オポチュニティ」の話のところで思わず号泣でした。
地球を遠く離れて火星で任務を予定よりもずっと長く全うし、火星の砂嵐の中で勇信が途絶え、任務が終わったオポチュニティ。どれだけの孤独の中で１5年も過ごしていたことだろうか？もちろんロボットですが、泣けて仕方がなかった。
そしてここからは、心理セラピーでやるように、ロールを変えてオポチュニティになってみた。彼（あえて擬人化）としては、3か月の予定が15年という長期にわたって任務を遂行し、人類の役に立てたことはこの上ない幸せだっただろう。
いつかは終わりが来る。いつかは死を迎える。その「いつか」来るその日まで、やるべきことをやった満足感、達成感を胸に抱いて、火星に眠っているのかもしれない。そう考えたら、オポチュニティありがとう！って思えたのでした。
2025年、わたしは、より丁寧に日々を過ごし、一瞬一瞬をかみしめ、感情を味わい尽くし、訪れるご縁に感謝しながら、同時に、離れていくご縁には感謝してさよならして、私を生きていきます。
「今を生きる」…この言葉に集約されますが、会いたい人に会い、行きたいところに行き、違和感や、嫌だなっていう気持ちを大事に、距離を置きたい人とは距離を置き、無理せず、過ごしていきます。
それが自分を大事にすることだと思っています。そして、「ゆるし」の精神をもう少し育てていきたいな。
beingとしてそんな感じで整えていけば、あとは自然にご縁がつながって運ばれていくでしょう。
自然な流れを自我の防衛でせき止めなければ、人生はおのずと進んでいき、運ばれてゆく。
約束のご縁は訪れるようになっている。
本年もよろしくお願いいたします。
