心理セラピーでは、とことん”心の深部”と向き合います。
”心の深部”と向き合うとは、イコール”心の暗部”であり、”心の闇”と向き合うこと。
きっと誰もが持っているであろう、普段、表には出さない思いや感情は、
気づかぬふりや、見て見ぬふりをしてやり過ごすこともできる。
そして、そのうち忘れてしまい、いつもの日常を送る。
けれど、こことチャンと向き合っておかないと、
何であんなこと言ってしまったんだろう?
何でこんな態度とってしまったんだろう?
相手を傷つけるつもりがないのに、なぜかそうなってしまう・・・など
対人関係で不調和を生んでしまう原因になるのです。
なぜなら、心の暗部である闇は、
あなた自身が最も傷ついてきたことで、できてしまったものだから。
最も傷ついてきた部分が、あなた自身に気づいてほしくて、癒してほしくて
手を変え、品を変え、人を変えて、訴えてきているのです。
潜在意識に潜んでいる”痛み”という名の闇を見極めると、
どんどん生きやすくなってくるのを実感していくことでしょう。
周囲の人との関わり方が変わり、現実が変化するのを実感できるでしょう。
セラピーではそのお手伝いをしていきます。
癒しは、ふんわりやさしいイメージがありますが、じつはとっても苦しい作業です。
自分一人では、いくらでも理由をつけて回避できます。
でも、どうしても苦しくて、にっちもさっちもいかなくなった人が
肚をくくって自分と向き合うために、セラピーの門をたたいてくださいます。
私は、その思いに答えたい。
肚をくくって向き合うと決めたその人は、なんと尊い存在なのかと、
いつも目の前に座ってくださるクライアントさんに思うのです。