わからなさに留まる

時々セッションをしていて、深いところに行くと

なんて言えばいいのかわからないという感覚を伝えてくる方や

どう表現したらいいのかわからない、という方がいます。

言葉にしがたい感覚・・・

このわからなさの中にいるとき、セッションでは

一緒にわからなさに留まります。

無理に促したりせず、一緒にいます。

何もしていないように見えるでしょうが、

エネルギーを共有しているのです。

呼吸を合わせ、意識を合わせ、そこにいる。

すると、しばらくするとちゃんとクライアントさんから

言葉や見えた風景、浮かんだ記憶などが出てきます。

セラピストは、そっと寄り添いながら

クライアントさんのプロセスを信じて待つ。

セラピストの在り方が問われる瞬間でもあります。

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