週末は、心の学びの師匠である岡部明美さんのLPL養成講座10期にアシスタントとして参加してきました。
様々な役職や立場の方たちが肩を並べて共に学び合う2日間。
月に1度、2日間の講座が7か月間続きます。
10期からは、平日コースと週末コースとあり、アシスタントとして入らせて頂く私にとっては、
2期分を7か月で学べる貴重な機会。
それは、受講生皆の存在としての尊さと神秘と素晴らしさに触れられる感動の機会。
「世の中にはすてきな人がいっぱいいるんだな~」というのが率直な感想。
皆、本当の自分を生きることで周りの人を幸せにしたい、という共通の思いがあります。
心理カウンセラー、セラピストになりたい、社員面談で社員さんと心を通わせられるようになりたい・・・
心理セラピーのスキルを学ぶだけでなく、今を生きるために自分自身の心の内を観ながら
存在としての自分を受容し、承認し、過去を過去として手放していくのです。
毎回、たくさんの気づきを得ています。「気づき」というと聞こえがいいかもしれませんが、
心の痛みを伴う作業でもあります。
なぜなら気づきを得るためには、気づきの前にある「闇」を観ることが必要になってくるからです。
「闇」とは、心の闇・・・見たくない自分がそこにはいます。
闇を観るっていうと、なんだか怖そうに聞こえますが、怖いことないんです。
闇の奥には、かつて痛んだり傷ついたりした自分がいるだけだから。
それは、見たくない自分にも、訳があるということを知っていくプロセスでもあります。
それがあるから今まで生きてこれた、これが私を守ってくれていた、と知るたびに
自己存在への信頼が増していくのです。
「統合」(=自分との結婚)とは、自分の中にあるたくさんの別の側面を
一つ一つ気づいて癒して解放していくこと。
ネガティブな思いや感情をなくそうとしなくていい。
いろんな感情を抱く自分と一緒にいられるようになること。
一緒に生きていけるようになることなのです。