プロセスへの絶対的信頼

感じないように

見ないように

何もないかのように

麻痺させて

凍りつかせてきた

自分の断片の数々。

そうでなければ生きてこれなかった

そうすることで生き抜いてきた

生きるための本能的な知恵

切り離した自分。

 

それら切り離した自分と

再統合する時期が

人それぞれベストなタイミングでやってくる。

それは、今のあなたは

もう十分大人になったから大丈夫という証である。

思い出す

気づく

ゆるす

受け入れる

新しい選択をする。

言葉は大切な道具であるけれど

もっと大切なのは

体の感覚。

細胞は生まれ変わりながら

情報を受け継ぎ記憶している。

切り離したその瞬間の

はるか昔の痛みも何もかも。

緩急織り交ぜて意識の奥深くから

さざ波のように押し上げられ

浮かび上がってくる痛みの記憶は

出てきた時が統合へと向かうベストタイミング。

言葉は追いつかないかもしれない

言語化できない感覚かもしれない

沈黙は大切なプロセス。

沈黙は自分と一緒にいるときに

起きてくるもの。

自分との統合のプロセスへのゆるぎない信頼

そこからしか、始まらないものがある。

セラピーの中で

微細なエネルギーを互いに感知しながら

意識の奥深くへと入ってゆくプロセスは

もう、スキルを超えて

起きてくるに任せる領域になる。

だから私は

自分を見つめる目と感覚を曇らせることがないように

自分の中の愛と誠を確かめる作業を続けるのだ。

ぶれに気づいては、戻るという作業を。

 

 

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