癒しの先にあるもの

個人セッションでは、過去を過去に置いて今を生きるために、

様々なセラピーを行います。

もう二度と傷つかないように自分を守ってきた

本来の自分を覆い隠すベールが

気づきによって外れていく過程に寄り添うことが

セラピーの役割と考えています。

十分、心の傷が癒された先に何を見出すか?

本当はそこからが大切なのです。

つまり、現実的に周囲の人と、どのような関係を築いていくのか?

ということです。

例えば、嫌われたくないから自分の本心を押し殺して

いい人を演じることから

自分の気持ちも他者の気持ちも大切にしながら

いかにコミュニケーションをとることができるか、ということです。

癒しの先には、人間関係の再構築のための

コミュニケーションスキルを身に着けるということが

大切になってきます。

となると、ここからは個人セッションではなく

グループワークや講座で、複数の人と関わりながら

学ぶ領域に入っていくことになります。

コミュニケーションスキルの本もたくさんあるので

本で学ぶこともできますが、実践してみることで

受け取ることは、たくさんあるでしょう。

どこまで個人セッションで関われるのか

その線引きのところになります。

その時期は、セッションをしているうちに

おのずと訪れます。

新しいステージに立って

本来の自分を生きることで

自分も周りの人も、幸せになる循環に入る

スタート地点だと感じています。

自分の心の整え方を知って

自己肯定感に包まれながら進む道は

きっとスムースに運んでいくことでしょう。

それは、良いことばかりが起きるということではなく

何があっても、何が起きても

大丈夫な自分が育っているからこその

新しいステージの始まりになるのです。

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