愛する人を亡くして喪失感に襲われたとき

誰もがいつかはこの世を去ることなんて

頭では分かり切っていること。

だけど実際、愛する人や大切な人を亡くした時、

見送ってから時が経っても、

どうしていいのかわからないくらいに動揺したり、

感情を抑えきれなくなる経験をされた方も多いのではないでしょうか?

私自身も7月に母を見送ってから、時折、

ふとした瞬間に、母との記憶がよみがえり、

涙があふれてくることがあります。

感情の取り扱いをどうしたらよいものか、迷うこともあります。

よく心理の世界では、感情があふれてきたら感じ切ることが大切だと言われています。

感じ切ると、あとは自然に流れてゆくものだから。

でもね、毎日、毎回、感じ切るだけをやっていても、

繰り返し出てくるし、いつまでこんな状態なんだろうって

そういう状態になることが怖くなったり、構えてしまうことがあると思うのです。

最近の私がやっているのは、

母のことを思い出して、悲しみが込み上げてきたときは、

「故人をしのんでいる時」なのだ、と設定しています。

何かを観たり、聴いたり、夢に出てきたり、

とにかく何かがきっかけで、こみ上げてきたときは、

「故人をしのんでいる時」と、することで、

ちょっと心にスペースが生まれるのです。

あぁいま私は、母を想い出して悲しみとともに偲んでいる。

悲しみだけじゃなく、ありがとうもいっぱいあるなぁ、

また、こみ上げてきたときは遠慮なく『一人母を偲ぶ会』を

心の中で、執り行おうって設定しています。

やっているとね、心の中に母がいっぱいになっても、

なんだか大丈夫になるんです。

そうこうしているうちに忘れてまた、日常を生きている。

そんなことを繰り返すうちに、

ハートにいつも母がいる、という状態に変わるのか、

変わらないのか、実験的でもあります。

喪失感に襲われたとき、よかったらやってみてくださいね。

 

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