あの時の「今ここ」

昔よりは「今ここ」を十分に味わえるようになっただろうか?

さっきまで楽しく笑って過ごした仲間たちはもういない
またね、とサヨナラして帰路につく

あの時あの瞬間の喜びは,あの時だけのものだと知りながらも
人は何の気なしにさよならが言える生き物だ

あの時の今ここしかない,ということに
何の不安も悲しみも別れがたさも感じないというのは

次があるかどうかは未知の世界だということに、頓着していない
つまり、執着していないということなのだろう

ということは、
昨夜の私は執着していたということだ

ならば、一緒にいてくれてありがとう
楽しかった余韻を残しながら、今の、「今ここ」に意識を戻すとしよう

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