夫に風邪をうつしてしまいました。
私より高熱の38度6分・・・勝ったと喜んでいましたが、かなりしんどそうでした。
今朝になって37度台に下がったものの、その後は上がったり下がったり。
こんな時でも、選挙は当然の義務と言わんばかりに、行きましたよ~
ここは尊敬するところです。
昔はね、うちは夫婦仲が悪かったから、私が風邪をうつしたなんてことになると、
そりゃもう、言葉の暴力がすさまじかったのです。
お前のせいで、こんなにしんどい思いをしている。。。私を責めたてる言葉が続きました。
これ以上は、読んだ方が具合が悪くなるといけないので、書きませんが。
今は夫婦関係はとっても落ち着いています。
何があったのか、どうしたらそうなれるのかよく聞かれるのですが、
私自身が変わったのです。
夫の発言する言葉の背景や思いを、前は表面的なことだけしか受け取らず、
また嫌なこと言っている、なんて嫌味なんだろうって受け付けなかったんです。
心の学びを始めてから、夫の言わんとすること、何を伝えたいのか
おもんばかるようになりました。
そのことを伝えたいのに、こういう言い方しかできないんだ、と夫を理解してゆくにつれ、
同じ言葉でも私の受け止め方が変わり始めました。
夫に対するまなざしや態度、言動が変わり始めると、それをみた夫が違う反応をしてくるようになったのです。
こうして徐々に、お互いがお互いを理解し始めるようになって変わっていきました。
伝えたいがあまり、わかってほしいが故、私が正しい、おれが正しい、など、
互いに正しさを主張し合ってきていました。
本当は、どちらも正しくて、どちらも間違っているのです。
特に子育てに関しては真逆の考え方でした。
どちらも子どもを思ってのことなので、なおさら折り合いをつけることが難しかったのです。
父親として男として、母親として女として、それぞれの立場から子どものことを考えて意見がよくぶつかりました。
よりよく育ってほしいという共通の願いがあったのですが・・・
大事なのは、表現方法が違うということをどこまで理解して
相手を受け止めることができるかにかかっていると思いました。
毎日生活を共にしていれば、いろいろあります。
ただの仲良し夫婦なんていないでしょうね。
問題解決力をみがいているんだ、くらいに今は思っています。
うちは感情を共有し、なぐさめあったり、励まし合ったりするような夫婦ではありませんが、
深いところで思いやりあっているという自負はあります。
だんだん年齢を重ねてゆくと、健康のほうも気になります。
子育てという共同作業が落ち着いてきた最近は、
定年後、あれしようこれしようだと健康問題が出てきて
思い通りにならない諸先輩方を観てきているので、
今から行けるときにいろんなところに出かけようと意見が一致しています。
ここまで結婚生活が継続しているのも、よっぽどのご縁と思っています。
今後は神のみぞ知る、ですが、私が心の学びを始めたのもこの夫のおかげなので、
私なりに夫を大切にしていきたいと思っています。