あなたにしかできないこと
あなた自身を、愛すること、認めること、受け入れること、許すこと。
簡単に言っちゃえば、そのまんまの自分でいいんだぁ、なんだよかったんだぁ、
というところに行きつくこと。
そのために必要なことは・・・
今、何を感じているか、何を考えているか、何を意識しているか、何にとらわれているか、
どんな思いを抱きやすいか、繰り返すパターンは何か、
どんな感情に振り回されやすいか、怒り、悲しみ、恐れ、さみしさ・・・のどれが多いか、
それらを体のどこで感じるか、頭、心、体感覚をつかって、感じてゆく。
また、その感情が起きるときに、きっかけとなる出来事に共通なことはないか。
思い浮かぶ情景や、許せない言葉、態度はどんなものか。
そのようなことを、ひとつひとつ意識的に観ていくことで、
自分という存在を知ってゆくこと。
自分という存在を知ってゆくにつれて、周りの人のこともなんだか理解できたり、
受け入れられたりするようになってゆく。
気づけば、許せなかったあの人が、昔自分を傷つけたこの人への見方が、
変わっている自分に気付く。
そうやって人は人を理解し、受け入れ、尊重することを学び、
同時に自分を愛するようになれる。
自分も含めて、それぞれが唯一無二の存在だと心底感じた時に、
いのちの尊厳はたたえられ、生命への讃歌を歌うように
人は生き始める。