苦しいときは、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
それは、誰の問題ですか?=それは、誰の領域ですか?
大概苦しいときは、相手の領域に入り込んでいます。
相手の領域とは、相手が考え、発言し、行動し、態度で示すことです。
相手の自由です。
こちらではどうすることもできません。
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私たちができるのは、自分の領域を取り扱うことだけ。
自分がどう考え、何を発言し、どんな行動をとるか、どんな態度をとるか、
決められるのは自分です。
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そして、相手も自分も入れない領域があります。
それは、神の領域。
生と死は神が取り扱う領域。
私が思うに、人との出会いと別れも
神が取り扱っているのではないかと思います。
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取り扱えるのは自分の領域だけ、ということは
相手がどうであろうと、私たちには選択の余地があるということです。
そして、選択する時に大切なのは、どこの意識からの選択か
ということです。
何を望み、何を意図し、何を願い
どんな人生を送りたいのか、まで思いをはせると
どんな選択がベストなのかが、おのずと見えてくるでしょう。
自分の領域に留まって、ベストの選択をすること。
そこにコミットすることで、相手のエネルギーに巻き込まれなくなるでしょう。
自分の人生のかじ取りをするために、自分軸で生きるために
揺れても戻るところ、繰り返しても思い出すところとして
苦しいときには、自分の領域に留まっているか
確認するとよいでしょう。